【文系大学生が教える!】後悔しないゼミの選び方

大学生活

はじめに

 今回は、現役大学生の視点から、絶対に後悔しないためのゼミの選び方についてお話していきたいと思います。

 ゼミは一度入ってしまうと、2年~3年間は同じところに在籍しなければなりません。そのため、慎重に選ぶ必要があります。しかし、「数が多くてどこが良いのか分からない」「情報をどこから得たらいいのか分からない」「何に注意すればいいのか分からない」という学生さんも多いと思います。

 現役大学生の私の体験談やゼミの選択に成功している友人の成功談を踏まえ、「絶対に後悔しないゼミの選び方」について解説していきたいと思います。

ゼミの選び方

Step①興味のある分野を見つける

 まずは、自分の「興味のある分野」を見つけておくことが大切です。

 ゼミが始まれば、少なくとも週に一度は、ゼミの教授の担当分野についての勉強や研究をすることになります。ゼミに入った後で、ゼミの教授の担当分野に全く興味がなかったと気付いてしまうと、残りの数年間は全く実りのないものになってしまいます。というのも、教授によっては、自分の担当分野ではない研究をさせてもらえることもあるかもしれませんが、基本的には教授の担当分野から大きく逸れた勉強や研究をすることは出来ません

 興味のある分野を見つけられなかったとしても、少なくとも「全く興味のない分野」を見つけておきましょう。間違っても「全く興味のない分野」のゼミに入ってはいけません。

Step②ゼミの説明会には必ず参加する

 ゼミの説明会や個別説明会等には必ず参加するようにしましょう。

 ゼミの募集が始まる半年~1年前にゼミの説明会や個物相談会等が開かれます。ゼミの教授や現役ゼミ生から直接、授業の進め方ゼミの様子イベント等について詳細に聞くことができます。

 ゼミの内容はもちろん、教授の発言からそのゼミが厳しいのか緩いのかを知ることが出来たり、先輩の様子からゼミの雰囲気を知ることも出来たりします。質問をする機会もあるので、部活や資格の勉強をしている人は、「ゼミと部活の両立をしている人はいるのか」「ゼミ生の中に資格の取得に成功した人はいるのか」等を質問すると良いでしょう。

 そして、ここで一つ注意点です。説明会や個別相談会では、「興味のある分野」のゼミだけでなく、「興味のない分野」のゼミの説明もしっかり聞いておくことが大切です。

 なぜなら、最悪の場合、自分の第一志望のゼミに入れず、「興味のない分野」のゼミの中から選択をしなければいけないかもしれないからです。最悪の事態に備え、しっかりと情報を得ておくことが大切です。

Step③周りの友達や先輩から情報を得る

 自分の行きたいゼミについての情報を、周りの友達や先輩から得ましょう。ゼミ選択の上で、このステップはかなり大切になってきます。

 いくらゼミの説明会に参加しても、そのゼミの全貌が分かるわけではありません。現役ゼミ生も教授がいる手前、すべてをさらけ出すことは出来ません。そのため、独自に、そのゼミについての情報を得る必要があります。

 ゼミの募集が始まる時期になると、様々なゼミの情報が飛び交います。「あのゼミの教授、実はモラハラで訴えられたらしい」とか「あのゼミの教授は優しい」とか「あのゼミ、去年何人か辞めたらしい」とか、本当に様々な情報が飛び交います。

 もし自分の入りたいゼミについて、少しでもマイナスな情報があれば警戒心を持ちましょう。逆に、プラスな情報であれば、周りの学生もそのゼミを狙っている可能性があるので、ゼミの抽選や試験のために対策をしておきましょう。

Step④ゼミ生必修の単位を確認する

 ゼミによっては、ほかの授業が「ゼミ生必修」に指定されていることがあります。これは、その授業の単位を取らないと、ゼミの単位を得ることが出来ないというものです。教授がほかで行っている授業の知識がゼミで必要な場合に、「ゼミ生は全員この授業を受けなさい」と決められているのです。

 ゼミの時間外の授業なので、ほかの履修と被っていないか確認しておくと良いでしょう。

終わりに

 ゼミの選択を失敗すると、卒論や就職活動にも響きます。ゼミに追われて就職活動がまともにできなかったら元も子もありません。慎重に慎重に選ぶ必要があります。これを読んでくれた大学生の皆さんが正しい選択を出来ることを願っています。ちなみに私は、情報不足で思っていたよりも厳しいゼミに入ってしまいました。ゼミの応募が締め切られた後に、友人から「そこのゼミ大変そうだよね」と言われ、驚愕しました(笑)。しかし、今では「逆に学びが多くてよかったな」と思っています。そして、ゼミの友人との絆も深まった気がしています。人生一度きりのゼミ、実りがあってよかったと今は思います。もし失敗したと思っても、心の持ちようで盛り返せるものです。ゼミ生活楽しみましょう!

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